ウェルビーイングケア協会では、流産死産グリーフケアをおこなっています。
流産や死産によって、グリーフケアを必要とする方のメンタルに大きく影響しているものがあります。
それは言葉。
言葉がもたらす影響
もしかしたら、あなたも次のような言葉に苦しめられているかもしれません。
「毒親」や「ブロック」などの言葉を聞いたことがありますか？
それらの言葉によって、本当なら苦しまなくてもいいはずの人が余計な不安に襲われて苦しくなっている状況を目にすることがあります。
「私は毒親に育てられたから、こんなに苦しんでしまうのかもしれない」
「私にはブロックがあるから、悲しみから抜け出せないのかもしれない」
このように思うようになったきっかけは、言葉だけが一人歩きしていた可能性があるのです。
こうした言葉は、一種の流行であったり、誰かがネットや本などで知った知識を正しく理解しないで広めてしまったなどといったこともあります。
いろんな情報に惑わされないことが大事です。
私自身も「自分がこんなに苦しんでいるのは毒親のせいだ」とか「ブロックがあるから前に進めないんだ」と落ち込んだり、前向きになれない理由を「毒親」や「ブロック」というもののせいにしていたのです。
他にも「アダルトチルドレン」であったり「愛着障害」であったり、意味を正しく理解しないまま「私もそうかもしれない」と不安に思わせてしまう言葉がたくさんあります。
一人ではなにが正しいのかわからなくなってしまいます。
そして、それらのよくわからない言葉のせいにしてしまうのは簡単なのかもしれません。
人と話すことの重要性
だけれども、このままでは一人で改善することがますます難しくなってしまいます。
そのためにも一人で悩まず、専門知識のある人に相談したり、または同じような経験から克服した人から話を聞いたりすることが望ましいと言えます。
本当は自分で解決する力があるのに、それらの言葉のせいで立ち止まってしまう人は少なくありません。
自分が変わろうとしたり、一歩踏み出すための勇気はとても大きなエネルギーが必要です。
とても一人では難しいことなのです。
でも、ずっと変わることができず、苦しいままでいる方が辛いはず。
もし苦しんでいる方がいらしたら、なにかの言葉に騙されているだけかもしれません。
当協会では毎月お話会を開催しています。
お話会は、同じような経験をした方だけが集まって、自分の経験や想いを語ったり、聞いたりする場です。
お話を聞くだけでも、様々な気づきがあります。気づきがあなたに変化をもたらしてくれます。
どうぞお気軽にご参加ください。
お話会のご案内
６月の予定
６月29日(土) 10:30〜12:00
対面によるお話会
横浜駅周辺にて開催
７月の予定
７月２日(火) 11:00〜12:00
オンラインによるお話会
７月13日(土) 10:30〜12:00
対面によるお話会
横浜駅周辺にて開催
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