流産死産グリーフケア 妊娠初期の流産

妊娠初期の流産で起こること

妊娠初期で流産してしまった方、こんな風に思っていませんか?

もっとお腹が大きくなってから流産した人もいるのだから、こんなに悲しんでいてはいけない

このくらいのことで辛くなっているなんて、私はおかしいのではないか

初期の流産はよくあることだから、しっかりしないと周りに迷惑かけてしまう

私も同じように思っていました。

でも、どんなに妊娠初期の段階であったとしても、子宮が大きくなったり、ホルモンのバランスも変わってきます。

身体も心も、しっかりとお母さんになっているのです。

だから「初期」を理由に自分を責める必要はありません。

人と比べることはできない

そもそも、初期であるなしに関わらず、人と比べることはナンセンスなことが多いのです。

たとえば、

あの人は流産しても普通に過ごしていた

しかし、私から見えているのは「あの人」のほんの一部。

見えないところではとても辛い思いをしているかもしれません。

子どもに対しての期待度が違う

子どもをどのくらい欲しがっていたのか、によっても変わります。

もしかしたら、あなたが目にした「流産しても平気な顔をしていた人」は、あまり子どもを欲しいと思っていなかったのかもしれません。

身体の状態が違う

そして身体への負担や状態によっても、気持ちへの影響が変わります。それは出血の量であったり、つわりの度合いなど様々なことが考えられます。

このように、比べようにも基準になるものがないことがほとんどです。

自分の気持ちを大切に

人と比べてネガティブになってしまっても、自分の気持ちを大切に

どんなネガティブな気持ちを持ってしまっても、それを否定しないことが大切です。

誰でもネガティブになることはあります。

その気持ちを偽ってしまうとストレスは溜まるばかり。

しっかりと自分の気持ちを受け止めて

「私は今こういう気持ちなんだな」

と認識してあげることで、自然とネガティブな気持ちも落ち着いてきます。

ネガティブな気持ちが全部なくなることはないかもしれません。でも、これを繰り返すことで、ネガティブになる時間は少なり、ネガティブになっている時間も短くなるのです。

焦らず少しずつ進んでいきましょう。

悩んだときにはいつでもお気軽にご相談ください。

お話会のご案内

以下の日程で対面のお話会を開催します。参加を希望される方は、お問い合わせフォームまたは公式LINEからお申し込みください。

■6月29日(土) 10:30〜12:00
場所:横浜駅周辺

■7月13日(土) 10:30〜12:00
場所:横浜駅周辺

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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