流産死産グリーフケア「聞かれたくない質問に答える方法」
「プライベートなことは本人が話すまで聞かない」
すべての方がこうであれば、トラブルはなくなるのに・・・と思います。
でも現実は、他人のプライベートが気になったり、デリカシーに欠けてしまったり、聞いてあげた方がいいのでは?といったお節介をしてしまうことも。

妊娠の報告をしたけれど、流産や死産したことは報告できていない。
きっと、このような経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
わたしもそうでした。
一度流産したあとは、妊娠の報告も控えてしまいました。
妊娠を知っている知り合いからは
「いつ生まれるの?」
「男の子、女の子どっちだった?」
などと聞かれることもあります。
「実は、流産してしまって・・・」と伝えると、相手もなんと声をかけていいかわからない気まづい雰囲気になり兼ねません。返答に困ってしまいますよね。
実は、企業の面接では、職業安定法や男女雇用機会均等法などにより「聞いてはいけない質問」というものがあります。
その中に「家族のこと」「結婚の予定」「出産の予定」なども含まれています。
友人同士の会話は、もちろん面接ではないので何を聞いても法に触れることはないかもしれません。しかし、これらは聞かれると嫌な思いをする方がいるということ。興味本位で聞くことや、自分が聞かれて嫌なことは聞かないことが大切です。
答えたくないときの対処法
聞かれて答えたくない場合には、6つの方法があります。
- あいまいに答える
- 気持ちを伝える
- 聞こえないふりをする
- 違う話をする
- その場から離れる
- 聞かれそうな場所に行かない
それぞれ、具体的にご紹介しますね。
あいまいに答える
具体的には答えず、あいまいな返答でその場をやり過ごす方法です。
答えたくないときには「ちょっと・・・」「いろいろあってね」などとあいまいに答える方は多いかもしれませんね。
ただ、あいまいに答える自分を嫌に感じてしまう場合もあるので、その場合は別の方法がオススメです。
気持ちを伝える
予定日や性別を聞かれたときなどは「まだわからないんだよね」と濁すこともできますが、また同じ質問をされてしまう可能性もありますね。
そんな場合には、
「今は答えたくない」
「ここでは答えたくない」
などと気持ちを伝えることはとても有効です。
聞こえないふりをする
これには賛否両論あるのですが、相手との関係性や場所によっては自分の身を守るためには使ってもよいかもしれません。
たとえば、オンラインでの会話やカフェなど周りの音が気になるような場所、美容院などでは、聞こえないふりをして別の話をすることも可能です。
また店員さんとお客さんのような、あまり深い関係でない場合は聞こえないふりをして、聞かれたことも忘れてしまう方が楽なこともあります。
仲のよい友人になんども聞こえないふりをすると関係性が崩れてしまう可能性もあるので、注意が必要です。
違う話をする
聞かれそうだなと思ったら自分から違う話をすることもできます。
親しい友人なら「今日は〇〇の話だけしたい」などとテーマを決めておくこともできますね。
このような伝え方をすれば、相手も察してくれるかもしれません。
その場を離れる
状況によっては、その場を離れることも効果的です。
道でばったり会ったご近所さんなど
「今急いでいるので」
「また時間があるときにゆっくり」
と、離れてしまうこともできます。
聞かれそうな場所に行かない
聞かれる前に、聞かれそうな場所へ行かないことも大事です。
どうしても行かないといけない場合には「今日は喉の調子が悪くてあまり話せない」などと伝えておいても良いですね。
まとめ
答えたくない質問に、無理に答える必要はありません。
ただあいまいな答えをしたままでいると、今後さらに自分を苦しめてしまう場合もあります。
「話したくない」「落ち着いたら話す」など、気持ちを伝える方法がよいかもしれませんね。