こんにちは。
天使ママの心のケア、ウェルビーイングケア協会の守屋です。
意外と知られていないのですが、流産や死産も「出産」なんです。
妊娠初期の流産の場合には、赤ちゃんが自然に出てきてくれて手術などがいらない場合もあります。
それでも母体への影響はとても大きいのです。
- いつ流産するかわからないため、通常通りの生活が送れない
- 出血が多い
- 激しい痛みがある
- 自然流産であっても体力を消耗する
- 流産後、子宮が元に戻るまでにも痛みがある
- 乳腺が張って痛みが出る
通常の出産と同じように、子宮は大きくなっていますし、出血も大量にあります。
さらに、出産予定日に近くなるほど乳腺が張ってしまったり、乳汁が出ることもあります。
妊娠初期の流産の場合には、お母さん本人も軽視してしまうことがありますが、流産・死産も出産の一つであることをぜひ心に留めていただきたいと思っています。
精神的なダメージも大きい
また、身体への負担に加えて、精神的なダメージもかなり大きくなります。
- 暗い話は周りの人に言うべきではないと一人で悩んでしまう
- 自分のせいで赤ちゃんが亡くなってしまったのかもしれないと自責の念にかられる
- 元気に産んであげられなくて、赤ちゃんにも家族にも申し訳ないと自分を責めてしまう
- 妊娠することへの恐怖心
もし周りに、流産・死産を経験されたママさんたちがいらしたら、まず身体を心配してあげてくださいね。
妊娠12週以降の方はご確認ください
妊娠して12週(4ヶ月・85日)以上であれば、流産・死産または人工中絶であっても、出産育児一時金を受け取ることができます。
お仕事をされている方は、産後休業の取得対象にもなります。
また役所へ「死産届」の提出が必要になります。
お困りのことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。