比較的初期の流産でも、つわりを経験した方は多いと思います。
「つわりにも耐えながら、家事や仕事をがんばったのに、それが報われないなんて。」
ご相談に来られた方がこのようにおっしゃっていました。
つわりは赤ちゃんを育てるために母体のホルモンシステムが変わっていくことで起こると言われています。
わたしも妊娠中はつわりがあったため
「つわりは赤ちゃんが元気な証拠」
だと思っていました。
しかし、それが覆されてしまうと
「あのつわりはなんだったんだろう・・・」
「あんなに気持ち悪いのをガマンしたのに・・・」
と、悲しい気持ちになってしまいますよね。
つわりを経験した分、流産してしまったときにショックが大きくなってしまうかもしれません。
このように過去をふり返って、報われない気持ちになってしまうとき、ぜひ思い出していただきたいことが2つあります。
今日はその2つをご紹介しますね。少し気持ちが軽くなるかもしれません。
過去は変えられない
残念なことに、過去に起きたことは変えることができません。
でも起きたことへの意味は変えることができるのです。
「つわりがあったことは事実」
だけれど
「つわりは赤ちゃんが元気な証拠」
を
「もっと休んでいいよの合図」
と。
つわりも経験してあんなにがんばったのだから、今は少し休んでいいよと教えてくれているのかもしれません。
過去のできごとを忘れようとしても簡単に忘れることはできませんよね。
少しでも自分が楽に思える意味づけが見つけて、気持ちが軽くなることを願っています。
自分を労って
友人や家族にも、なかなか理解してもらえない。
そんなときは、自分で自分に「よくがんばったね」と声をかけてあげてくださいね。
同じような経験をした方でないと、気持ちをわかってもらうのは難しいものです。もちろん、そのような方でも完全に理解してもらうことはできません。
だからこそ、一番身近にいる自分が、自分のことをたくさん褒めたり、労ってあげたり、優しくしてあげることが大切です。
こうして「生きることが当たり前ではない」と知ることができた。
生きているだけですごいことだと、もっと自分を褒めていいと思いませんか。
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